特開2045-34987 物語6 奴隷生活2

特開2045-34987 目次
1話 2話 3話 4話 5話
6話 7話 8話 9話 10話
11話

最新話

へそから下にまさに彼女の「法」が書かれている。

家畜「マユミ」
1.マユミは生涯、ご主人様の所有物である。
2.マユミは生涯、ご主人様の性的目的で自由に使用される。
3.マユミは生涯、ご主人様のご命令に従う。
4.マユミは生涯、ご主人様の女である。
2044年1月1日 マユミ

その身体に以上の4項目を記す事で、マユミはご主人様の家畜であることを自覚すると共に、両手を捧げて誓いを忠実に実行する。
 
項目4の意味は深い。

家畜と女では、意味がまったく異なる。

ユイにはわかる気がした。

確かにこんな生活をユイは求め、その遺伝子はマユミと近いものに違いない。
 
「愛情」と呼ぶには悲しすぎるが、グロテスクな刺青によって、女と男の未来は明確に示されていた。
 
(私は、この2人の何になれば良いの・・・。)

ユイは男の方に顔を向ける。
 
少し寂しそうに男が笑った気がしたが、ソファに向かうため立ち上がった男の顔は、それ以上を隠した。

もう一度、マユミに目を戻す。
 
寝てしまっており、小さな身体に似合ったか細い吐息が、規則正しく行われている。

(本当に綺麗な方・・・家畜。男性にはこの女性がいて他が必要なの・・・。)

「ユイ。」
 
男がソファから呼んだ。急いでソファへ這って行く。
 
「お前は賢いなぁ。色んなことをこの1時間ほどでユリより理解したみたいだな。」 

「・・・。」
 
ユイは男の指摘を聞き、ここでの2年は今、始まったことがわかった。

「ユリの料理は美味い。でも、時間がかかってな。は、は、頭数も増えた。まだ、小一時間はかかる。まぁ、お前はここに奴隷として来たわけだ。幾ら賢くても心配事、聞きたい事もあるだろう。今、聞いておく。もう、私の気が向く時は1ヵ月後、3ヵ月後、ここを出る時も如何かな。何一つ聞かず仕舞いもあるからな。」

「当たり前だが、言っておく。お前は奴隷。心構えは十分の様だ。故に明日のお前は今日を引きずらない。明後日は明日を・・・。」
 
男は一気にしゃべり、新しいタバコに火をつける。

「ご主人様。お尋ね致します。ここでの奴隷とは何でしょうか。」

ユイの聞きたかった事は、本当ならこうである。
 
「ご主人様。ユイはマユミさんとご主人様との間で、活性剤や沈静剤(言うなれば、マユミとの時間の濃密にすること、その濃密に行き過ぎがないこと。)としてお使いになるのですか。」であろう。

当然、男は知っている・・・クローンのユイに、男性経験があるはずはない。

自分が作った『法』とも言えるのだから当然である・・・。

そして、市場での「心(女)の叫び」は聞こえてきた。

「簡単に言うとこうだ。私の欲求を全て満足させる女体・・・マユミにはできない。は、は、マユミとて完璧な家畜ではない。それを望む。」
 
知的な男だった。

マユミの出来ない事の詳細は必要なく、それがある事を伝えれば良かった。

そして、近寄る女を全てマゾヒストに換えてしまう静かなサディスト。
 
「わかりました、ご主人様。命もお捧げすると誓っております。ユイはその女体を持った女になります。」

男に苦笑いが浮かぶ。
 
(この女はやはり賢い。「女」になります・・・か。マユミの弱点だな。マユミの幾らか失った部分。知・肉・心を私の手で換えて行く過渡期にはあった。果たして・・・楽しめそうだ。)
 
ユリの作った食事が小さなエレベータで降りてきた。

昼食の高級なもの。
 
フランスパンが飾りで、ステーキが3つ。

香ばしいガーリックの匂いをさせているのは、ステーキだけではなくトーストもらしい。

サラダは大盛りで、豊富な色彩を持っていた。
 
スナック類とジンジャーエール、ビール、赤ワインもデカンタであり、水もペットボトルで500mlが3本。

やがて、ユリ自身も降りてきて、男まで再び這って進み寄った。

「ご主人様、お食事の用意ができました。」

「うん、食べるか。」

全てが床に置かれた。
 
男は床にドスッと座り込み、ユリが平伏し、ユイもそれに習った。

マユミの小さな声が聞こえた。
 
「良い香り。お食事?」

甘い声である。

マユミは不自由な身体をベッドから起こし、やはり這ってユイの後ろに目立たぬように平伏する。

「マユミ。前の女性は奴隷のユイだ。精々可愛がってもらえ。」

この家の主のみがステーキに舌鼓を打ち、ワインを口にしている。

「ユイ様。家畜のマユミでございます。どうぞ宜しくお願い致します。」

主人の声で目が合っていた2人は、当然のようにその階級が下にあるものが先に挨拶をした。

「あ、はい。マユミさん、・・・奥様、ユイです。こちらこそ。」

「ユイ。家畜は今後、呼び捨てで良いぞ。」

ユイの応答に男が言った。

ステーキがユリの前に投げられ、手掴みにされたサラダもその上に載せられた。

「ご主人様。頂きます。」

ユリは上品な顔を直接床のステーキに寄せ、端部から歯で噛み切ろうと試みる。

主人に浅ましい姿を見せようと言う、奴隷の意思が感じられた。

ユイにも投げ寄越され、同様にサラダが載せられる。

ユイもユリに習って、肉に喰らいついた。

「マユミ。」
 
主人に呼ばれたマユミが側に近づく。

そして、グレーの布で覆われた肘を上げ、チンチンのポーズを取った。

「こっちも欲しいだろう。」

男はゴムで支えられたズボンとブリーフを脱ぎ、萎えたペニスをマユミの口に載せる。
 
マユミは口を閉じない。

ペニスを柔らかそうな唇で締め付けることなく、穴を作り、注がれる主人の小便をゴクゴクと飲んでいく。

ユイは上目遣いに見ていた。

便器に使われるマユミは目を閉じており、その一切を飲み干すと下の口から、ドロッと白い液体を吐き出し、最後に唇が閉じられる。

萎えたペニスから最後の尿をマユミが絞り取り、ペニスはブリーフの中に戻された。

まだ、マユミはチンチンのポーズで、その華奢な身体と刺青を晒している。

ユイは男性のペニスを始めて見たが、そんなことより今の光景から様々の考えが頭を過ぎる。

(マユミさんは「ペニス」を何度も何度も身体に受け入れ、SEXの快感の中で奴隷となり、オシッコを何百回、飲んで家畜になって行った。今では、それさえ快感でマユミさんにとっては素敵な事・・・それは何時も法律の上で許されていた。クローンの私はようやく機会を得たのね・・・ウンコだって、あの可憐な口はきっと食べてしまうんだわ。)

男はステーキを口の中で屑にし、マユミの口に大量の唾液と共に流し込む。

マユミは可憐の顔を笑顔にし、主に「美味しい。」と伝えた。

ユイは主と「家畜」との間に会話が許されない事を知る。

会話など必要ないのかもを当然も含め。

それにしてもステーキは一向に片付かず、ユリもユイも4分の1を食べれたかどうか。
 
口は絶え間なく肉を咥えるが、肉汁のみが口に残り、後、野菜の味のみである。

「ユリ。ユイは今日は気疲れも多いし、後で少し遊ぶ予定だから、肉はナイフで切ってやれ。」
 
「わかりました。ご主人様。」

名前を呼ばれた後、まっすぐ主の瞳も見る。

ユイはユリから少しずつ、この家の奴隷の作法を学んでいく。

(後で、私で遊ぶ・・・抱いて下さるのかしら。あぁ、私はやっと女になれる。)
 
ナイフがユイの下に転がった肉を細かく裁断している間、ユイの瞳はユリと変わり、主を見つめていた。
 
食事が終わった。

男は手にビール缶が握り、好きなタバコの煙を弄んでいる。

ユリは食器の片付けで、台所仕事で消えたり現れたりしていた。

それでも3分の2ほどは食べただろう。

ユイは肉が細かくなったため、全て平らげた。

水も別の1つの皿にあったため、二人して舐め取り、食事としては問題ないと言える。

ただ、マユミは最初に与えられた肉の咀嚼物のみで、他は何も与えられていない・・・水分は主人の小便が十分与えられたはずだが・・・。

ずっと、食事中は同じポーズをしたまま、主が食事の終わりを告げた時、部屋の片隅に行き、今はだらしなく寝転がっていた。

「ユイ。こっちに来い。」

主が突然呼んだ。

(あぁ、お呼びになった。私はやっと、やっと・・・。)

視線はずっと主を見つめ、主に這って近づいていく。

マユミもその後ろに近づき、ユイの尻のラインからヴァギナに舌を這わせ始めていた。

その快感は薬効と数日間の禁断の日が続いたため強烈だが、押さえ込みながら主を見つめ続ける。

「ユイ。家畜が準備を整えているな。わかるかい。」

(わ、わからない。今は・・・。でも、ユイの、ユイの穴を埋めて下さい。)

ユイは叫びたかった。

マユミの舌にはピアスがあるようで、粘膜への刺激は今まで味わったようなものではない。

「家畜ってのは、言われなくても準備をするものなのさ。それが余計で的外れだとしても、主人に断りなしに催促し、求め、主人を促す。ユイ。お前に求めるものはそうではない。マユミだって、当然、そのレベルを超えて今の状態だ。」
 
マユミは、主がユイを犯す意志が今はないことに気づいて、話の途中にまた部屋の隅に去って行った。

ユイの身体はチリチリと燃えるが、マユミが去った以上、間違いなくユイの「希望」は適わないのだろう。

「マユミには何も薬は使っていない。全て、マユミの意志であり、私の意志。」

ユイには信じられない。

薬無しで・・・性的快感の増幅なしで、女とは男の快楽の道具に成れるのか。

「なんかわかるな。お前の考えている事。そうさ、マユミは私を愛している。私も同様だ。ユリには言ったこともないし、こんなことを言うタイミングもなかった。だから、お前はその正直さで愛される資格がある。」

ユイは涙をこぼした。

「クローン」の世界には、今使われた「愛」にあたるものはきっと存在しない。

「ご、ご主人様。ユイは愛してよろしいのでしょうか。」

「そこから始まるのさ。」
 
男は簡単に言ってのけた。

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特開2045-34987 物語6 奴隷生活

ユイは案内され、地下室に向かっていた。

水の流れる・・・波が押し引きする音が少しだけ聞こえ始める。

地下室のドアには「MAYUMI」とあった。

この家の『妻』である女の部屋。

それを初めて見たユイには、男がその部屋で生活の大半を過ごすことが想像できたため、圧倒的にさえ見える。

ユリにはその事を感じないだろうか。

この家は『妻』の存在が絶対なのだということ・・・。

大昔、気づいたとしても、もう見えないふりをしているのかも知れない。
 
ユイにはそう感じられたが、ユリとの会話ではそんな「意識」は見えなかった。

超えられない一線は夫婦にもうないのかもしれない。

しかし、ユイも一線を越え更に追い抜かなければならない。

この家の本当の主を・・・。

「ユイさん、ドア以後は立っては歩けません。わかりますね。」

「はい。」


眩しい光が部屋を埋め尽くしており、100㎡くらいの正方形を有していた。

ドアから中央部を隠す小さな板が置かれ、そこに隠れ2人はいるのだろう。

2人は手を床に付き獣になった。

ユイは見える部分のみ室内を確認する。

ほとんど何もないが、グレーのソファが1つ見えた。

「ご主人様、ユイさんをお連れ致しました。」

小さな板の向こう側にユリが言ったが何の返答もない。

「参ります。」

ユリが先に板の向こう側に這って進む。

その後をユイが続く。

白の簡易な鉄柱製ベッドがあり、男が高い一人掛けの椅子に座っている。

こちらは向かず、その目はベッドの上をずっとあった。

「ウグゥー、ウグゥー」

ベッドの上にマユミはいるらしい。

「ご主人様、ユイさんをお連れ致しました。」

「うん。」

まだ、男は振り向かずに、ずっとベッドを見ている。

2人の位置からは何も確認できないが、長い首輪の布製の青いリードを男が握っているため、それが女の首に繋がっているのは想像できた。

「ユイ、ご苦労だったな。立って見てみな。」

初めて男がユイに声をかけたが、視線はユイに向いていない。

「はい、ご主人様。」

ユイは身長が165ほどあるが、男もほぼ同じか、5cmほど高いか。

ユイが立つと、目の位置がほぼ同じとなった。

白い獣は長い黒髪を左右前後に撒き散らし、開口具がされた口は時折、呻き声を吐きながら快楽を貪っている。

左手はベッドに投げ捨てられ、肘から先は黒い皮製のもので隠されていた。

右手がマユミ特製に作られたものであろうL字状のバイブが巻かれ、先端部の構造はわからないが、ヴァギナに入りきれない部分の振動は、ピアスの動きが克明に知らせていた。

白い足が大きく主人に向けられ拡げられているのは当然とし、腹の上の黒い「呪いの刺青」も確かに見える。

「ウァー、アァー、イヘッテモイエスハ、ホヒンハマ。」

(イっても良いですか、ご主人様・・・家畜。美しすぎる。とても25歳には見えない。18,9。150cmと少しの身長、80cmを少し超えただろう形の良い乳房。切れ長な目が涙を止め処もなく流し、涎も閉じられない口から垂れ流れ落ちている。 絶頂を懇願するか細い声・・・たぶん、ご主人様の好みそのもの・・・私はこの人・家畜に何が上回れるの・・・。)

「良いぞ。しかし、続けろ。イッたら、もう一度。そして、またイッたら、もう一度。」

たぶん、もう5回、6回の話ではないだろう。

良く見えなかったが、バイブは透明なチューブの様なもので腰に固定されていた。

「ユイ。良く来たな。」

主は突然言った。

ユイは膝を落とし、その両足に口付ける。

ごく自然な行為に見え、ユリは驚いた顔をしたが、男は当然の事のように、チラッと見た後、妻に目を戻す。

当然、ユイにとって最初の男であることは2人とも知っている。

「ユリ。何故、お前を超える価格かわかっただろう。お前は知っている通り、私への報酬として政府がプレゼントしてくれたモノだ。価格などないも同然。高値を固定させるための出来レース。ただし、お前のここでの仕事は十分、私は評価している。最後まで頼む。」

ユリは如何に答えて良いかわからない。

(自分の価値はただの決め事。しかし、その「仕事」は十分、評価している。)

相対した主の言葉の背景がユイだとすれば、去る女は悟るしかない。

(ご主人様に全てを捧げることが、私にはできなかった。)

「畏まりました。ご主人様。」

ユリの声は寂しげであったが、人工的に得た年齢であっても自らを御する能力が身につけており、回答に乱れはない。

目の前の女2人は、明らかに自分とは異なった考え方でここにいる。そう、主人に宣告された。
 
後50日程度をせめて、「彼女自身」が褒められた点をユイに教えるしかない。

「よし、止めろ。」

たぶん、何度目かの絶頂が近かったマユミは誰に発せられたたのか、しっかり理解し、自分の欲望を中断した。

「ユイ、右手を自由に。」

最初の命令が下った。

それはやはり、「妻」に対する行為である。

「はい、ご主人様。」

手際よく透明チューブは外されたが、右手のバイブはまだヴァギナに収まっていた。

それを少しの力でユイが引き抜く。

驚いたことに、この小さな身体は直径5cm、長さが20cm近いバイブを咥えこんでいた。

バイブを取り除かれたマユミは、その全身をユイに見せている。

「ユリ、食事にしようか。ここで食べるか。下に降ろしてくれ。」

「畏まりました。ご主人様。」

這って、ユリは退室する。

ユイはずっとマユミの身体を見ていた。

男はそれをタバコの煙に巻かれながら観察している。

(小さな乳首に丸いピアス。乳輪ほどの大きさ。ヴァギナにも同じ。クローンとは違う丸い普通のピアス。薬はどこから効いているの。)

開口具を外してやった。

思ったとおり、マユミはただの美貌ではない・・・たぶん、評価などできない域。

あらゆる美を、それぞれ掛け合わせ、それによるマイナスは差し引き、人間的妖艶を加え・・・全く言葉が足りない。

つまり、美の化身とはこのような女の事で違いない。

その中で、小さい女体の両手が肘から先が無く、腹の黒々とした刺青が「家畜」であることを示していた。

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特開2045-34987 物語5 価値と位置2

「しばらくお待ち下さい・・・しばらくお待ち下さい。・・・しばらく・・・  ・・・はいSでございます。」

声は女性のものだったが、モニターには画像が映されなかった。

(それはそうよね。奥さんも、お手伝いさんもいるわ。お金持ちのお宅だもん。)

「あの~、ユイと申します・・・。」

後の説明は難しいが、すぐに反応があった。

「はい。ユイさん、お待ちしておりました。ロックを外しますので、ドアボタンを押して中へお入り下さい。」

「はい、わかりました。」

ドアをゆっくりと開くと、そこに立っていたのは見たことのある裸の女だった。

(えーと、乳首のピアス、ヴァギナにも。あ、A0001。女優のユリさん。)

「私がわかったようですねぇ。そう、ユリです。」

もう40に手が届きそうな歳だった気がするが、見かけは十分20代後半で通るであろう。

「ど、どうしてこちらに・・・。」

「さぁ、偶然じゃないかしら・・・って、嘘よ。でも、あなたがここにくるのはもちろん偶然。私がここにいるのは偶然ではなかった。これでよいかしら。」

ユリはユイを応接まで通し、お茶の支度を始める。

(あぁ、この家の主婦のよう・・・私たちクローンには求められないものだった。この人はそれを手にしている。)

「ユイさん。ご主人様は地下室でお遊びです。後でご案内しますが、何かご質問、疑問はあるかしら。」

ユリの言葉にユイは幾つも聴きたい、男の素性、ユリの生活、この家の家族構成・・・・・。

「イッパイありそうですね。少しは大丈夫でしょう。ご主人様がお待ちですけど・・・マユミがいるし。」

違う名前が出た。ユイは聴いておく必要を改めて感じる。

「あのー。何故、ユリさんがここにいるか、からお願いします。」

「うふふっ、それは1時間は必要ね。ちょっと、ご主人様のご許可を得てきます。」

ユリは優雅な身体をスクッと直線にし、応接室を出て行った。

(わぁ、やっぱり女優さん。しかもトップ女優。クローンは遅くに自然界の風に触れる場合、老いない、と聞いたけど本当なんだわ・・・・。彼女が特異なのかしら。いずれにしても、もう数ヶ月で40のはず。その後はどうされるつもりかしら。)

ユイはそんな事を考えながら、部屋に飾られた表彰状などを見ている。

職業は法律に関わるものらしいが、詳しくはユリに聞かなければわかりそうにない。

(お名前は・・・様。記憶通りだけど、ずっとご主人様ね。ユリさんもそうなんだし・・・。)

15分ほどでユリが応接に戻り、さっきと同じ、真向かいの席に背筋を伸ばし座る。

(やっぱり綺麗ね。真っ白い肌とピアス。良くマッチしてる。)

「ユイさん、ここには3人の女性と1人の男性がいます。」

いきなりユリは話し始めた。

「男性は当然、ご主人様です。この方については後で少し・・・お話は後にあるでしょうから。そして、奴隷が2人、家畜が1人です。奴隷はユイさんと私。家畜はマユミさん。マユミさんは奥様でもあります。」

ユリはそこまで言うとユイの質問を待つようにお茶を手にした。

(ド・レ・イ・・・なんだ。限られた時間を買われたんだもん。当然か。そして、少し憧れていた。男性の玩具・・・奴隷。家畜って・・・奥様、えーと、つまり・・・人。・・・。)

「ユイさん、混乱なさっているようね。その薄着は脱いでしまいましょう。牝奴隷に服はいらないわ。ピアスと「鑑札」も見えないし。」

「あ、はい。」

急いで、しかし、いつものユイらしく恥ずかししそうに服を脱ぎ、ユリと同じになった。

「若いわねぇ。私の価格を超えた身体。そして、心。・・・ご主人様がね。「ユイさんはマユミ以上のマゾヒストかもしれない。」っておっしゃっていたのよ。家畜以下だって、どうする?でも、あなたならやっぱり、私を抜いて不思議はないか。もう、濡れているのね。」

ここ数日、ユイは自分の体を慰めていないため、服とピアスの摩擦による些細な振動にも、すぐに反応してしまう。

ユイと同じピアスを付けたユリが、裸で座り直したユイにまた話し始める。

「ユイさんは私の「価格」にこだわったそうね。何故?」

本人の前では答えにくいし、明快ではないユイの気持ちが聞かれた。

(負けたくはなかった。2年間の私の価値はきっとどんな人より・・・。死んでも良い、と考えた。もし、ユリさん以上の価格なら。男性の奴隷・・・牝奴隷。ご主人様が私を女として利用する。私は、私は・・・女になる。)

「その~、私は、・・・私は窓越しに見えるご主人様に女として見られている、と感じたのです。・・・抱かれたい、と思いました。でも、確かめたかった。ご主人様も私を欲していることを・・・。そうであれば、全て差し上げられる・・・。」

ユイは少し涙ぐんだ。

「ユイさん。あなたの想いが伝わった訳ね。・・・女である自分の価値を確認したかった。私もそう。もっとも、私はご主人様のために生まれてきたクローンですから、この結果は当然ですけど・・・。」

「ご主人様は法律に関わったお仕事でお歳は私と同じ、今年40になられます。代々、この家は法律のお仕事をする人が生まれていますが、ご主人様は非常に優秀で、法律をコンピューターに最も的確に読み込む方法を作られた方で・・・良くわかないのよ。人に聞いた事を言っているだけね。で、えーと、作られた方で幾つも賞を頂いています。法律に関わる方ですから法律は的確に守られます。が、私はそのご褒美のような者らしいですね。つまり、例外。・・・ユイさん、女である確認、子供が欲しいと思っているでしょう。」

ドキッとした顔をユイはしたのだろう。

「それは当たり前。私には無理だった。あなたはどうでしょうか。」

ユリもそれを求めた事がはっきりした。

「時間が過ぎていくわ。次ね。家畜の件。マユミと言います。」

「ユリさん、先ほど奥様でもあると・・・。」

ユイが聞きたい件である。家畜と呼ばれていても・・・奥様、なんの事かわからない。

「つまり、マユミは人です。最も、私たちより酷い「鑑札」、記号なんかじゃないわよ。なんか、法律のような文章がお腹に刺青で彫られています。つまり、私は家畜ですってね。後で確かめて下さい。」

それでユリはその話を打ち切って、次の話を考えている様である。

「ユリさん、マユミさんの事、もう少し詳しく教えてください。」

「あ、そうですね。ここは興味がありますよね。なんせ・・・。」

(・・・子供が生める人ですものね。)

子供を法の下で産める存在は妻であるアユミ以外、この家にはいない。

「マユミはね。今年25歳。美人よ。そして、とても頭の斬れる方。だって、ご主人様が週に1度、講義をなさる日本で1番の大学で法律を学ぼうとしていた方だから。でも、ご主人様とそんな関係になって、今では私達より下の家畜。その生活は少しビックリするかもね。お腹の件は言いました。ピアスもされています。後、手が肘からありません。ご自分を家畜にした本当のマゾヒスト。ご主人様のご要望は全て受け入れるし、当然、私の要望もね。そして、私達のピアスに入れられたお薬の人間の実験台にもなった人。大体、おわかりですか。」

ユイの下半身はビッショリ濡れていた。そんな女がここにはいる。

男が本当に愛しているのはマユミだけなのではないか・・・ふと、頭をかすめたが、本当の家畜の姿をした女を見た時、その考えはまた変わるかもしれない。

「最後に、私は南の州に2ヵ月後移ります。あなた、ユイさんが今後、私の役目をしますから、一応、私が厳しくこの家の作法を教える事をご主人様より言いつけられておりますので。ふふっ。」

ユリの最後の笑顔は、もう全てをやり遂げ、新しい生活に移る際の期待が感じられた。

(やっぱり、そうなの。お幸せに。・・・でも、私は「間違わない」。)

ユリの未来への期待に違和感が残り、40以後のユリの生活にユイは、やはり失う事の重大さを感じざる得ない。

ユリを労う気持ちと同時に、ただ歳を加えた女の儚さがユイには見えた。

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特開2045-34987 物語5 価値と位置

ユイは控え室で契約書にサインした。

それは一番最初の女優のユリのものと内容は変わらないが金額の欄は史上最高額であり、マスコミも市場でのユイを報道するだろう。

「すごいわねぇ。2年で。私なんか一生働いても無理。」

先ほどの事務官の女が目を見張り、その金額を何度も確かめる。

人の良さそうな事務官は、その後付け加えた。

「でも、大変よ。」

そうだろう、それでは言葉が足らないほど大変であろう。

2億1千万円の小切手がデスクに届いた。

初めてユイを「買った」男の名を知る。

ユイは何度か反芻し、記憶に留めようとした。

「では、最終確認です。この小切手は既に現金化できる事が、当局により確認できています。従って、あなたの最終意志表明としての契約書へのサインで、当局が法により、その金額を保管し、いつでも開示できるようになっています。ただし、あなたの場合、2年後よりとなりますが。確認方法はこの契約書とあなたのお臍の下の印です。おなたご自身がどこの役所に何も持たず来て頂いて結構です。方法は申しませんが、あなたが来れた時点で当局は確認が取れます。」

「続けます。お金の確認はそれでOKですが、お金の引渡しは基本的に40歳を迎える1ヶ月前までできません。ただし、ご本人の事情で「当局が認めた際」、「預かり金」・・・と呼びます。の30%までは2年後以後、何時でも払い出し可能です。えーと、6千万以上ですね。後はサインです。もう一点ありますので、それはサイン後に。」

ユイは契約書をまた見た。驚くべき金額である。2億に変わる、2年とは何か。

(確信したんじゃない。命も差し上げますとも誓った・・・。)

3枚の契約書にサインは成された。

「はい。契約成立です。1枚は当局、後1枚ずつは契約者それぞれに。最後の1点について。この契約はお解かりの通り、かなり危険なものです。3日間、自宅あるいはこちらから連絡の取れる場所であなたは考える時間を持てます。」

ユイはそのまま病院に戻った。

もう、施設に戻って、「恋人」には会いたくはない。マスコミもいるかもしれない。

その点、病院は静かに自分の気持ちを再確認できる場所である。

契約完了のものには個室も与えられ、費用は必要ない。

(お金は得たわ。あの女優さんより、私は高い。つまり価値がある。男性には好ましい・・・。私はいつも待っていた。私を必要とする男(ひと)を。私を女として扱ってくれる方。お金で買われた娼婦。もっとよね・・・奴隷。・・・私は待っていた。たぶん、私の細胞は施設のショーなんかでは満足できない「女」(マゾヒスト)から引き継がれたもの。私は全てを受け入れられる人(女)の分身。そして、私の価値はこの国で一番。・・・日本一の女奴隷。)

ユイは22歳。まだ、その命は80年も続く。

ただし、女であることは後20年。クローンの定めである。

幾人も見てきた。35を超えると女であることを捨ててしまうクローン。

(子供が欲しい。)

ユイの誰にも言ったことのない希求。

そのこと自体、他のクローンの誰からも聞いたことがない。

(もしかしたら、叶うかも。・・・愛されたら、従順なら、牝奴隷のように全てを受け入れたら・・・、あの方は罪を一緒に背負って下さるかも。)

3日目の朝、役所の車が午前9時に病院に横付けされた。

今日は男と先日の女の事務官である。

病院の応接室にユイと病院の副院長の「4人」がいた。

「すごい反響ですね。」ユイに向けられた言葉だが、小首をかしげるしかユイはできない。

「意味がわかりませんか。さすが、病院ですね。情報管理はしっかりしています。」

顔を向けられた副院長は当然だ、とも言いたそうに頭を振った。

「ユイさん、最高の金額だったのですよ。あなたの写真はもう引っ切り無しで印刷され、日本中に飛び回っています。ご存知ないでしょうが、その写真の印刷量が金額になります。えーと、400万部ですね。あなたは400万円を別に手に入れました。当然、それは当局が大切に保管致します。まだ、増えるでしょうね。1000万位にはなるでしょう。他の方は1万以下が平均ですからずば抜けています。あなたが気にした女優さんは500万ですから、確実に上回ります。 」

「そうですか。私の写真が・・・。」

ユイは少し暗い顔になる。

「そうですね。このお話は色々とデリケートな問題を含みます。でも、これは2年後ではなく、いつでもあなたが求めれば、使えるお金であることを伝えるのはこちらの義務・業務でして勘弁下さい。」

慇懃な男性役人が詫びる。

見知った女の事務官が話始めた。

「ユイさん。お気持ちに変わりはありませんね。これは口頭のみです。」

「ハイ。」

間髪を入れず答える。

「では、参りましょうか。」

「・・・ハイ。」

ユイを載せた車は役所管轄の小奇麗な住宅街に入り、庭を持たない4階建ての住宅に止まった。

「はい、着きました。」

ユイはその住宅を眺める。

庭はないが、住宅としての落ち着きがある佇まいで、その理由を求めると水の音が聞こえてくる。だが、川のようなものは見えなかった。

「水の音?ここは地下が川なの。潮が満ちると海とも言えるかしら。ほら、あの山の向こうは太平洋よ。」

ユイの質問に答える様に女事務官が言った。

「さて、ユイさん、契約書通り、1ヶ月で業務放棄は契約は無効となり、ピアス代のみの支払いです。これは皆さん平等。あなたの場合、それを1日でも越えれば、1千万+約30万×日となります・・・か。頑張って下さい。では、お一人でどうぞ。あぁ、最初はご主人様とお呼びになってね。それが自然ですから。」

「はい、色々ありがとうございます。」

「お元気で。」

ユイが頭を腹に付くほど下げる中、車は去っていった。

玄関は目の前にある。そこから先はまったく未知の領域。

今日の夜、ユイは男に抱かれるだろうか。それとも、この家に入ったすぐ後・・・。それは確かな現実である。

ユイは買われたのだ。

しかも2年間。タバコが好きらしい男は2億以上の支払いを行っている。何が起こっても不思議ではない。 

心の準備のため街の風景にユイは目を向けていた。

人通りは少ないが、明らかにクローンと思われる、目鼻立ちの整った女性が目立つ。

この住宅街にそのような施設があるとは思えないが、そうすればこの住宅街のどこかの家に「身を売った女」なのだろうか。

なら、好ましい。一定の自由が与えられていることになる。

(でも、私はそれを望むの?いつも、ご主人様に・・・可愛がって頂きたい。)

ユイは最後の思考でTVインターホーンのボタンを押した。

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特開2045-34987 物語4 市場

凡田英二
翌日午後、ウィリアム・ジャパン病院に向かった。
 
この病院は唯一つの受診科目しか持たない。「ピアス科」のみである。

5階建ての建物はクローン女性達で溢れ返っていた。既に5万以上のピアス手術をこの病院が行っている。

他の病院ではピアス価格が特許の関係で5割増しとなるため、今は主要都市に出来た市場の周辺にウィリアム・ジャパン病院は3つほど建っていた。

市場は簡単に造ることが可能で、ここ数年の間に既に20都市で出来ていたが、病院は今の施工方法でも1ヶ月を要するため間に合わない。

土地の問題が大体の事だが、ウィリアム・ジャパンは市街地に土地を購入し、各都市に病院を建てる計画である。

手術後、3日は所謂、術後期間で身体を休める。

施設にいても、病院にいても良いが、病院からはバスが市場に運行されているため病院に残るものも多い。
 
このバスで運ばれる「美女の群れ」にはそれぞれ別称が付いたが、一番好意的なものでも「三十路バス」、悪意に満ちたものでは「女肉運搬車」であった。

ユイは「女肉運搬車」に揺られている。

しかし、気持ちは晴れ晴れとしていた。(どんな方にお仕えするのかしら。・・・その前に3千万。・・・アァ、オッパイが揺れるたびに感じちゃう。)
 
その顔はいつかのサクラと同様である。

この時点でユイには120万の借金が生まれていた。(AF03585がユイの赤外線で付けられた一生取れない印である。)
 
つまり、もう30万を超えるクローン女性が市場に立ったことになる。

短期間、・・・特許成立後わずか3年3ヶ月。病院、特にウィリアム・ジャパンの株は市場に立つクローン女性の数に比例し100倍の50万ほどに暴騰していた。

その株で儲けたものが市場でクローン女性を漁っている様な現状である。(自然、その株が上がると考えた人間は
その趣旨を理解したもので、サクラの様に前もって付き合い、市場に立たせ、自分が競り落とすことを周りと打ち合わせた出来レースも少なくない。)

ユイが役所の女性事務官と面と向かっている。
 
「ユイさん。宣誓をお願い致します。」これは病院で既に教えられたことである。

全ての段取りは病院でケアがあった。

「はい。・・・宣誓、クローン・ユイは日本国法の全般を理解し、この第1市場132Bの4に自らの意思により規定に従い参加することをここに誓います。」
 
「ありがとうございました。先ほどの宣誓以後は録画・録音されています。これはあなたの意思と命を守るためです。承知頂いておりますね。」

「はい、承知致しております。」

「では、病院の証明書と失礼ですがこれよりは衣服の着用は認められておりません。お願い致します。」
 
事務官の居る前に手術証明を出し、後ろ向きになり、軽装を脱ぎ捨てた。ブラジャーとパンティーはもう着用できない身体のユイが事務官の前に戻ることに3分は要しない。
 
「申し訳ありません。ユイさん、一度、立って下さい。」ユイが立ち上がる。

「失礼します。」事務官の指がピアスがしっかり肉に埋め込められたものか、引っ張って確かめる。

「ウゥー。・・・ハァー。」ユイの喘ぎは事務官には珍しいものではない。

最後にクリトリスを貫通するものの両端からクリトリスのみを摘み、その繊細な神経を持った部位に付けられたものかが確認された。

「ア、ア、・・・モットォ。」指はクリトリスを離れ、まったくユイの言ったことは聞こえなかったことにされた。
 
「はい、完全です。では、市場での取り決めと金額が決定し、負債額との差し引きに・・・・・。」

ユイは市場の控え室に居る。
 
(何、あの快感。気をやった・・・かしら。意識を少し失ったのは間違いないけど。私の身体は誰に同じことをされても、もうイッテしまう。)

同じ手術が施されたものが5,6人裸でポツリ、ポツリといる。中にはモニターで市場の具合をずっと見ているものもいた。

たぶん、男との示し合わせがあるのだろう。

今日は比較的若いクローンが多いらしい。25を超えたものは居ないに違いない。
 
そのためか、1千万/年以上が続出し、市場は活気に溢れている。

ずっと、モニターを眺めていた「女」の順番になった。
 
「エントリー11番 サヤカさんです。お歳は21歳。5年契約をお望みです。サヤカさん、中央にお進み下さい。」

決まった通りの紹介でサヤカと言うらしい「女」が中央に出て、一度礼をした。
 
腕を横に上げ、少しずつ足を開く。

「買い手」側からは望遠レンズ機能があるため、細かい部分もチェックできる仕掛けである。
 
「さやかさん。結構です。ソファにお座りになって、足を手で抱え持って下さい。」女の全てがアカラサマになる格好を司会は上品に促した。
 
「ご苦労様です。では、皆様、金額をお入れ下さい。」
 
ここにいる全ての「買い手」は買値を入れる義務がある。そして金額と共にそれをまだ上げる意思があるかを赤と緑のボタンで選択する。

緑が3人で3000万円、後は1000万円で赤である。赤は打ち止めであった。

今回の「セリ」の中では異常な低金額と言えた。
 
「緑が3人、3000万円です。次の金額をお願い致します。」

あっという間に型が付いた。5000万の緑が一人。他が4000万の赤。
 
「ハイ、決定致しました。K.M様に決定。5000万です。ただし、緑です。サヤカさん、金額は・・・1億ですね。
どういたしましょうか。」
 
サヤカと言う「女」はずっと鏡越しのK.Mと言う男を睨んでいた。

きっと、1億の約束があったのだろう。

「拒否します。」サヤカは悔しさを滲ませ言った。
 
「拒否です。緑のお客様、判断をお願い致します。」緑のランプが赤に変わる。

つまり、値上げはなく5000万、1年1000万が確定し、後は拒否か受け入れるかのサヤカの判断しかない。
 
「サヤカさん。拒否でよろしいでしょうか。」
 
「・・・・・。」
 
「はい、拒否ですので、今回は、」

「待ってください。受諾します。」
 
「サヤカさん、5000万でよろしいのですね。」涙交じりにサヤカが首を肯定させた。

「はい、5000万決定です。サヤカさん、ご苦労様でした。入ってきた逆のドアからご退出下さい。」

明らかに出来レースなのだろう。
 
ピアスの効果を知っている両者は、金を出す側が勝つ。

きっと愛しい男の裏切りなのだ。

ここで拒絶すれば「女」は行き場がなくなる。
  
サヤカの非難の声はピアスが止めてしまったに違いない。

いよいよ、ユイの番だった。
 
「エントリー14番 ユイさんです。お歳は22歳。2年契約をお望みです。ユイさん、中央にお進み下さい。」ユイは少し恥ずかしげに顔を落として、進んで出る。
 
両手足を広げる。

明らかに愛液で濡れ、それは足を伝わっていた。顔が少し上がり、虚ろな表情に色気が見える。

ソファに進むマイクの案内は3度され、初めて気が付いた様にユイはソファに上がり、手で足を持ち上げる。

ユイは初めて自分が濡れていることに気が付く。

顔が赤く染まり、下を向き目を閉じてしまった。

「ユイさん。ソファにお座りになって、足を手で抱え持って下さい。」

足はゆっくり広げられ、手が添えられる。銀のピアスがAF03585の下、手術のため剃毛された後で濡れそぼって
見える。(買ってぇ。私を買ってぇ。)

下の口が叫んでいるようである。
 
「ご苦労様です。では、皆様、金額をお入れ下さい。」

本命だったかの様な値段が並んだ。5000万を筆頭に3500万までグリーンのランプが全てで付いている。
 
「え~、皆様。現在5000万が筆頭で皆様、緑。では、2度目のご記入を。」

打ち合わせな様なものは感じられない。ユイの2年は間違いなく誰かの手に落ちる。

5000万以外は全て金額を上げてきた。

16人中の買い手でギブアップは8名。

6000万で赤4人。緑が1人。最後に金額を入れたものは8000万円の緑。緑はまだ4人いる。

タバコを煙を吐きながら、余裕でユイを見ている男が最初の5000万円。

(あの人に抱かれる・・・。・・・奴隷になる。)ユイの願望は実現しようとしている。

(奴隷。男の方の奴隷・・・素敵じゃない。受け入れることのみ許される。何をお求めですか。)

ユイと男の目が合った。(ふ、ふ、何をお望みだい。)確かの男の声を聞いた気がする。

(す、全て受け入れます。)ユイのヴァギナが白い液体を吐き出した。

「この赤は取り消せるか。」マイクで1人の男が司会に聞く。

今までになかったことだが、司会は厳粛に答えた。

「赤は取り消せません。4人の緑がございます。最高は8000万。では、もう一度お願い致します。」

1億が2人赤、緑1名。

例のたばこの男は1億2千万まで一気に上げ緑である。

「年単価6000万、最高金額。まだお二人の緑がございます。次をどうぞ。」

あっけなく方がついた。タバコの男は1億5千万にし、緑である。もう一人は1億3千万の赤。

「1億5千万となり、緑のS.S様に決定です。ユイさん、ご希望の5千万は大きく上回っております。しかも、年7500万の2番目の金額。そして、相手様は緑です。問題はありませんね。」

「・・・。」

「問題はありませんね。」司会が繰り返した。

「あのぉー、最高はユリさん、女優のユリさんの1億でしょうか。」ユイは自分の価値を確認したい。

それ以上ならこの人のために、今、死んでも良いと考え、男の顔を見つめていた。

男はタバコを咥え、余裕で煙の行方を追っている。

「えー、左様です。今までの金額でそれを上回るものはありません。」

「・・・では、申し訳ありません。2億1千万をお願いします。」

司会が戸戻っている最中、男は苦笑いを浮かべながら、ゆっくり2億1千万を打ち、赤に変えた。

「えー、2億1千万です。歴代最高額。おめでとうございます。ユイさん、では出口よりご退出ください。」

ユイの口のみが動いた。(あなたのためなら死ねます。)

男は理解したのだろう。手元のワイングラスをユイに向けて上げた。

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さあ、九スポの小説締め切りも迫ってきました!この盆で書き上げます!!

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特開2045-34987 物語3 契約2

凡田英二 特開2
集団生活には18歳以下と、39歳以下までの2種類がある。
 
20歳を超えたものは、自由に住居を選べるが、その資金があるものは皆無に等しい。

一部のモデル、例えばユリなどは最初から仕事を始め、38歳の時には10万以上の賃貸マンションに住んでいたが、若いクローン達は基本的に「施設」を出たがらないし出る金を持たない。
 
クローン女性の集団生活の中では、グループとリーダーが生まれる。

彼女らには男との恋愛はないため、レスビアン関係になるものがほとんどであった。

リーダーはその痴話喧嘩、関係の仲裁を取り持てる30歳程度で器量のあるものが多い。
  
彼女達にとって「SEX」は施設公認の収入源でもあった。

つまり、男の観客を呼び、マジックミラーを通し痴態を演ずる。

見学料は1000円、半分はクローンのものとなり、残り半分を施設が得た。

観客は多くて10人、クローン1人1回の収入は最大2500円程度となる。

第2,4金曜に入場料3倍で処女の「貫通式」ショーがあり、最初こそ人気があったが、今は様々な工夫を凝らしたショーをパートナーと行うものが増え、そちらの方が人気は高い。

飽きてしまうと入場10人に満たないショーも出始め、収入が減るため、クローン達も必死だった。

今では本格的なSMショーなども少なくない。
 
2週間に1回ほど自分の番が回って来る。
 
彼女らは出る・出ないは自由であって、金が欲しいものは頻繁に出られる仕組みになっている。
 
その金は街で遊ぶ金となり、こつこつと貯めるものもいた。

ホステス的な仕事も同様な仕組みとなっていて、月に4,5万が彼女らの収入の全てである。
 
働かなくても食料等は嗜好品以外、全て金がかからないので、4,5万でも問題はない。

そんな中で、彼女らが街に出た際、観客となった男がクローン女性に近づき、クリーン動産法の「オーナー」になると言う約束が成立する。

これは社会問題となった。

いずれにしても、多くのクローン女性が将来の安定と未知への興味のため、役所への届出をクローン動産法に基づき提出し、その増加に加速度が付いている。

「ねぇ、どうするの。」

「そうねぇ。お金も欲しいけど、あの身体に付けられるピアスや赤外線印は恥ずかしいかなぁ。」最近、良く出るクローン女性通しの中での会話。

「うーん、あの娘、えっーと!サクラ。そう、サクラ!25から5年契約で2000万ですって。」

「聞いた!聞いたけど、あのグレーの器量良しで5年が2000万か・・・見た?彼女の最後のここでのお風呂。」

器量良しは似たもの同士でほぼ全てと言えるが、遺伝以外の要素で目と髪の色が2,3%の割合でクローンには変異が起こる。

遺伝子の抽出場所は決定されているが、研究者の「好奇心」で選択された遺伝子は極めて少数であったが、金髪なども生まれるが、1ヶ月を持たず100%その命を落とした。

従って、目と髪の色は黒が97%、グレーが3%である。

希少価値はこの契約で、時に普通より安く、或いは高く見積られる。
 
「買う側」は日本的を望んだのか、サクラが「グレー」の最初だったため、「偶然の不幸」なのかは定かではない。

サクラは何故、その価格を承諾したのかも謎だが、男との付き合いがあったことも噂で出た。

拒否権のあるこの契約では「見知った男」の方が良いに決まっている。

いずれにしてもサクラの1年辺り、400万はただ同然と言えるものだった・・・彼女の30以後の巻き返しは当然あるが。

「えっ?あなた見たの。」

「見たどころか、話もしたわ。」

「へぇ~何だって。」

「「辛かった。」それだけよ。そりゃそうよ。乳首とあそこの金のピアス。それに下腹部の印。多くの人のいる前で全部晒して、最初は5千万は堅いと役所の人が言っていたのに、その半分にも満たない金・・・でね、背中をね、ソ~となぞってみたの。」

「・・・。」

「何、その沈黙。」

「・・・ど、どうだったの。」
 
「だから何、その質問・・・はぁ~、あなたも興味があるわけね?あのピアス。」
 
「そりゃ、あるわよ。大金は貰えるし、もっと綺麗になれるに違いないもの。」
  
「綺麗」は彼女らの受ける教育から得る、ただ一つの価値である。

しかし、彼女らは金を得る手段、教え込まれた美を求める方法が実際はわからない。
 
恋をすれば、男と交われば・・・外見的にほんの少し、内面的には劇的に変化する・・・。

彼女らの想像の範疇であるが、「女」の直感・感性で予想できた事を口にしたに過ぎない。
 
最も「恋」は、まったく適切な言葉とは言えないが。

「ふふっ、お利巧なお答えだけどだいぶ違うみたいよ。」

「何?何が違うの・・・。」

「例えばお金。大して残らないって、サクラさん言ってたもの。」
 
「でも、1800万以上は残るんでしょう。良いわよ。お金の話は。教えて、彼女の反応。」
 
「Hねぇ~せ・な・か・を・ね。そーっとなぞってみた・・・の。」
 
「ブツわよ。もう、今日はおわずけね。」

二人は日常以外では・・・日常でも恋人通しだった。いつも求めて来るのはサクラと接触のあった「女」。

「はい、わかりました。お教えします。旦那様・・・SM本当にやるの?最近の超過激みたいだけど・・・。」
 
また、相方の女の話がズレタため、布団をかぶって寝ようとする。
 
「ごめんなさい、言うわよ、言う。後でちゃんとしてよ。」まだ、サクラの話にならないため、布団は動かない。

「背中をナゾッタの、そしたら・・・。」相方は身をのりだした。
 
「ビクッという感じで一瞬身体が硬直して、周りに3人位その場に居たんだけど、オシッコ漏らしちゃって、その上に倒れこんじゃった。」

明らかにそれを聞いたクローンは興奮していた。

坐り直して、自分のヴァギナを指で拡げる。

「舐めながら続けて。」
 
「ハイ。お姉さま。」
 
いつもの夜の関係になり、上の唇が下の唇と接触し舌が伸びる。
 
「それでね、大丈夫って聞いたら・・・。」
 
チュウ、チュウと愛液を吸い出しながら女は話を続ける。
 
「サクラさんね。一旦、留め金が外れたら、イクまで戻れないって、掻き毟る様なオナニーを始めたの。」
  
ドロっとした液体を舌に感じた女は更に続けた。

「A01978って赤外線印が少し悲しく見えた・・・サクラさんは翌日からもう帰らないでしょう・・・でも、顔が火照っている感じがして、いつもより綺麗に見えたわ。」

「そう・・・。」
 
「どうしたの、お姉さま。すごい濡れ方。本当は私の方がお姉さま役に向いているんじゃないの。」
 
(サクラさんはもうどなたかに・・・。)

ユイは来週、役所にクローン動産手続きを行おうと思っている。
 
彼女のヴァギナを舐めている相方には内緒だった。

動機は?と聞かれたら・・・現在の22歳から24歳までの価値、ユイの価値を自分自身で知りたい。
 
まだ幾つも理由はある。この2年を2000万以下で与えるつもりはない。

サクラより高額で短期間。
 
自信はあった、漠然としているが、なんとなく。

彼女は良く街で声を掛けられる。
 
法で禁じられた先行きを期待するものではないが、ユイは男に取って好ましい「女」であるらしい。

一緒にお茶、酒を飲むには、多くのクローン女性の中でも彼女はベター・・・ベスト。

2年の契約後、この施設に戻るつもりである。そして、30まで資格を持っている「美しさについて」の教官を行い、再び市場に戻り、今度は億以上の金を得る。

40以後は夢として皆と同じだが、持ち家を得て優雅に暮らす。

彼女の「人生のビジョン」である。
 
ユイの知能指数はクローンの中で飛び抜けて高い・・・。

もう一つ付け加えなければならない。
 
確かに彼女には何か男に頼りたい・・・簡単に言うと、男に抱かれたいと言う願望が強い。
 
集団の中で男が声を掛けてきた時、彼女は決まって顔をピンクに染め、下向き加減になってしまう。
 
そして、男は彼女を必ずと言って良いほど誘う・・・選ぶ。
 
男が彼女を自分のものにしたい気持ちが伝わってくる・・・歓喜が身体を駆け巡る。
 
身体にピアスをしたらどうなのか。
 
彼女はたぶん、女が得れる最大の快楽に溺れてしまうかもしれない。
 
しかし、心のどこかでそれを望んでいる。

「ビジョン」の話など自分への言い訳かもしれない・・・。

翌週、役所でクローン動産手続きをした事を、ユイは相方に告げた。

「そう、ユイは行くと思ったわ。」恋人の女は普通に答えた。
 
「あなたはもう、ここには戻らないのね。」
 
「戻るわよ。2年契約のものだもん。それに3千万以下だと私はお断りとしたし、お話が成立せずにピアスと印のみ
付けて戻ってくるかも。」ユイは70%以上の普通を言った。

「気づいているでしょう。あなたはきっと奪い合いになるわよ。お金なんて、たぶん、その倍は付くわ。・・・気づいているでしょう。」ユイは顔を傾げる。

「ユイ。あなたの心は男を待っている。しかも、・・・。まぁ、いいわ。可愛がってもらえるわよ。・・・悪い男に当らない事を祈るわ。」ユイは恋人に抱きつく。
 
「ありがとう。気づいているの。そう、もう戻れない。・・・でも、それでも・・・。」ユイは泣きながら、別れを言った。
 
恋人は今日が最後になるだろうユイの身体を強く抱いてやるしか術がない。

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特開2045-34987 物語3 契約

凡田英二 特開

この市場での取引1番目は出来レースである。

簡単に書くと、極めて人気の高いクローン女優のユリが、某大金持ちに2億で落札された。

ユリは38歳。

32歳でこの世に生を受けた変り種である。

ただ、美貌は「その歳」で最も価値を得たと言って良く、あっという間にトップスターに躍り出た。

そして、わずか2年足らずを2億円で売ったことになる。
 
ユリは引っ張りだこの女優ではあったが、その年収は1,000万ほどしかない。

トップ女優でもクローンには1ドラマ出演50万、1CM30万と決められていた。
 
彼女らには所謂、公務員的処遇しか与えられていない。

そして、結婚も未婚の母もない。

40歳以前では金の使い道すらないのが実状で、2億はその後の生活で日本の2州で大きな家が持て、家政婦が雇える金額だが、それもギリギリのラインである。

彼女には既に約5,000万ほどの貯金があったが、100歳まで暢気に生きようと考えれば、実際はそれでも足らないかもしれない。

しかし、今の日本のクローンで最も金持ちとなった。

クローンで40歳以後の全ての「人生」を、国からの支給を受けず暮せるかもしれない初めてが彼女だった。

彼女の市場での写真は、日本人社会の中で極めてセンセーショナルな話題である。

裸体のユリの陰毛は剃り落とされ、乳首とヴァギナに銀のピアスがあり、しかも下半身(ヴァギナピアスの上)には、アルファベットと数字でA0001と無機質な印がされていた。

女性の中には顔をシカメルものも多かったが、バーチャルなSEXが大きな娯楽となっている今の現状で、本当の性の玩具の様な実体としての女を見て、少しの興奮を持ったものも少なくなかったに違いない。

しかも、彼女の顔は誰でも知っている・・・ただし、良く似た横顔は街で幾らでも見ることができるが・・・。

男性社会での反響は凄まじい。
 
それこそ、嘘偽りのない発情した牝奴隷なのだ。

熟れた身体の中身を曝け出す様に、ヴァギナのピアスを左右に拡げるユリの姿と、無機質な数字は妻子持ちの旦那達にはあまりにも刺激的すぎた。

ユリの契約書も一緒に公開されている。
 
役所作成のものだけに余分は一切ないが、そのことが返って、ユリの境遇を明確にしている。
 
ユリには姓がない。


「ユリは、○下正△様にその身体の自由の一切をお任せ致します。
     
期限2047年12月11日より2049年10月8日まで。  金額200,000,000円
                            
拇印 ユリ 拇印 ○下正△ 
    
管轄 東○州△宿役所  承認印 

注意事項;この契約は民法×89条に照らし、履行される内容でクローンの意思が反映された上の契約である。
  
その他の契約事項は別紙 以上」


他にも細かい注意事項は存在したが、妊娠、過度な暴力の禁止等であり、その内容でどこまでユリを守れるかは疑問がある。
 
また、別紙に何が書かれているのかも、大きな興味を読むものに持たせた。

買い手は謎であったが、ユリと同じ年の男だったらしい。
 
従って、ユリと男は以前からこのような関係ではなかったかと推測・憶測が乱れ飛んだが、第2、第3の契約が生まれて行き、やがて人々から忘れ去られて行った。

ウィリアムジャパン女学院(株)は莫大な利益を収め始めている。
 
3,000人を超えたクローン達に施される、乳首・ヴァギナのピアスは5つ一揃えで100万円である。
 
当然、クローン女性達には買える金額ではない。

成功報酬、すなわち役所公認の市場で自らに値段を付けた内の100万が自動的に支払われていく。
 
その数は需要が増えて高値となり、その結果、このピアスを望むクローン女性は増加し続けた。

一切、行方が消えたクローンの情報は外には漏れない。
 
法と金の力、法は彼女らの市場以外での姿を公開することを禁じていた上、数千万、数億を投じる人間達はマスコミから完全に彼女らを隠し去ってしまう力がある。

クローン女性の志願者は日々増大していく。

特に30才過ぎのものの増大は月ごとに5倍ほどである。

集団生活が基本で、国がその39歳までの住居、食料、医療、教育等を保証していたが、最後の思い出、冒険、未知への期待、そして40歳以後の金。
 
それらが後押しし、雪崩をうって多くのクローン女性が一線を越えて行った。

一方、若い年代も将来のための金と少しの冒険心を天秤をかけ、少しずつその数は増しつつある。

「価格」は自分で付ける。
 
年齢、期間、「雇用方法」・・・によって様々。
 
一種の奴隷売買であるが自らが認めることが必須。

クローン動産法はどちらにとっても、魅惑的で冒険心と実質を得ることのできる、魔の法とも言える。
 
得た金は役場が預かり、40以後の生活を満たされたものにするなどの文言があるが、あくまで法の建前であり、結果は個人の才覚で決まる。

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特開2045-34987 物語2 特許

B.N
ある特許が出願された。
 
名称は「女性」である。出願人の場所には「ウイリアム・ジャパン女学院」とある。

1ヶ月後、それは公開された。
 
「特開2045-34987」

名称 「クローン女性」
 
請求項1 自ら望むクローン女性が性的快感を得る際、その快感を増幅すると共に、その快感が25歳を頂点とし、40歳まで持続させる乳首・陰核にピアスを取り付けたクローン女性。

請求項2 材料を化学式・・・・・・・・・・で表される、請求項1記載のピアスを取り付けたクローン女性。

この特許出願は専門家の間で話題となった。

特許は物品並びに、その製造方法に与えられるものであったが、果たして審査するスーパーコンピューターは曖昧な地位のクローン女性を「物品」と判断するか。

元々、話題造りに企業(ウイリアム・ジャパン女学院は派遣会社)が出したものではないか?従って、審査請求を行うのか?
 
もし、審査請求した場合は認められるか?認められないか?

これには日本国民の世論は半々である。

「認められる」の根拠は「自らが望む」の記載があり、クローン女性の法的立場が曖昧だったこと。

「認められない」の根拠は、「公共良俗の規定に反する」だった。
 
審査を行うコンピューターには、あらゆる法、裁判所の判断、マスメディアの論調、世論の動きなどがインプットされ特許の要件を全て満たしているかで判断される。

3ヶ月後に審査請求され、その1ヶ月後に特許となった。

様々な意見が出たが、この出願はまるで壁掛けTVを扱うかの様に一切の議論なしで特許となり、ある意味、この特許から逆に法律が変わっていく不思議さを現在は持っている。

特許庁のスーパーコンピューターは、世界最新の「理論武装を内蔵」した道具であって、今までその判断を覆すものが
あったことがない。

ちなみに政治の表舞台、国会の2院政の1院も現在は3つのコンピューターの「合議制」によっている。
 
2047年10月、大きな政治的異変が起こった。

クローンを含めた全て日本住民の平均寿命は、女性で100歳、男性でも90歳になっている。

しかも、それぞれが「精神的」は別にして健康な状況である。

富の固定されたピラミッドの中で、その頂点にあるものは過去の遺産を引き継いだものであり、中間層にも貧困層にも変化は起きず、何も持たず生まれたクローンは、その状況から抜け出せない。
 
人間の野心は様々なチャンスを掘り起こし、積み上げようと企てるが、精々、隙間産業狙いの小さなビジネスが軌道に乗り、数億ほどの金を得る企業が出来上がり、それらに対応し等量の資本が消えていく。

ビジネスチャンスなど今はほぼ存在しない。

宇宙、深海、地中奥深くも、現状においてシミュレーション技法の画期的発達によりロケット技術は極めて安定性の高い開発が可能となり、ロボット工学の進歩でも、「地球」自体が次第に明らかになり、そして実際に火星程度までの遊覧旅行は1日1便ほどは富裕国では実現されていた。

最も大きな課題は科学的には、「死」の克服が大命題であったが、これはいくつかの発想が生まれ、そして消えていく。

老いた細胞は決して蘇らない事がネックとなり、金を持っている老人層からの資金繰りが不能で、細胞の老化を一定レベルで食い止めることは研究されているが、意識の中核、すなわち脳の学習が積み重ねられる以上、その細胞の老化は「現在」の結論で、それに上乗せなども考えられたが基本的意識の拡散で「個」が失われる事も確認された。

将来的課題は、むしろ次世代に「現状」の科学理論を継承することが最重要課題である。

後はSEXと食についてのテーマくらいしかない。

SEXは擬似的なものなら、どんなものでも手に入る。

ただし、その感覚・記憶は1,2時間ほどで曖昧となる仕組みで中毒性はない。

まず異変の一つにクローン禁止法が成立する。

さすがにこれ以上の「人口増大」は宇宙で生産されるたんぱく質、アミノ酸など、主要な食料に必要な物質の需要と供給のバランスが崩れる。
 
その法成立前に培養されているクローンを含め、約1億7千万の「人口」を日本は有した。

女性:男性比率は実に50:1に達している。

この法改正で、富の分配は完全に停止されたといえた。

すなわち、クローンは日本人細胞から生まれなくなり、この報酬は無くなった

第1次法でその細胞分配は小さな労働力となり、国の再活性を目論見、一時100万ほどの値段が付いたが、国の負担では現状はカバーしきれない状況となり、現状で数千円であったが、まだ現金が必要な人間は最初の気味が悪い印象は全く薄れ、数千円で自分と瓜二つの「人」を作ろうとする。

クローン生産には厳罰が同時に用意されたが、これも裏の商売となることは必然であろう。

また、法改正以前に駆け込んだ者のクローンは、年齢を8歳から12歳で自然界に出され、世の中の動きを4年かけて観察することになっている。(最も仕付けやすいとされる12歳から4年引き伸ばされた事になる。)
 
まさに人間は全てを満たし、老いのみが地球上の課題として残された。

矢継ぎ早にクローン動産法が生まれ、明らかに先に書いた特許の影響に違いない。

「クローン動産法」はわかりやすい。
 
先の特許において、その内容を満たすクローン女性の売買・所有を認めた内容である。

ただし、当然の事であるが、クローン女性は元々、特許に記載されたピアスなど身に付けてはいないし、誰の所有物でもない。

先の法による経済・景気沈静化防止案の意味合いが色濃い。

すなわち、クローン女性は自ら値を付け、40歳以後の生活のための金を得る。

それは公により開かれる「市場」のみ可能であり、契約書もクローン、買い手、役所で保管される。

この売買は18歳から39歳までの意志あるクローン女性にだけ可能であって、契約書の内容も役所の認可が必要だった。

性的感度が高められたクローン自身の売買のため、SEXなどは自由であるが、法の名残りで妊娠は許されない。
 
元々、クローンは基を辿れば、血は1万に満たないと言われており、その血の行方が定かではない事、クローンの2世、3世から起こる病的現象が想定できなかったからである。

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特開2045-34987 物語1 2045年夏3

この時期、ある意味で科学技術は人間の欲求を全て達成した感がある。

つまり、世界を網羅できるレベルで一定の貧困を無くし、全人類の食料や水は他から合成できるまでとなり、その供給方法も確立していた。

牛・豚・鶏のように、当然のごとく人間のクローンも作ることも可能である。

クローンを作ることができるのは、日本においては保険証所有の日本人に限られていた。

クローンは擬似人が法的立場であって、「人」とは分けられている。

この制度は様々な分野に影響を与えていく。

当然であろう。クローンには食料を要し、意志がある。
 
現在、日本人の資格を有するものは、この国の人口1億5千万ほどの30%しかいない。

3000兆円は、この30%にあたる5千万人が牛耳った。

一人頭では1億5千万円ほどとなり、物価の変動はホボないため、この金額は30年前と大体同じと考えて良い。

加えれば、先の国際連合への拠出・保険は全て彼らが支払うが年間1,000円ほどの微額であり、税も彼らのみの義務であるが年間10万ほど。

後は企業などの法人が支払う。

それでも国庫には毎年約200兆円ほどが入り、医療と言う面で金が掛からなくなった国は投資も十分可能であり、満たされた国民が再び銀行に戻した1000兆以上は、国自体が緊急時に使用可能であった。

後の70%はクローン、そして上記の資格すら持てなかった、極貧でまともな教育も受けれなかった人達である。

ただし、これらのもの達も衣食住には問題はない。しかし「自由」はあった。

クローンの95%までが所謂「女性」である。理由は簡単と言えた。

血が混じり、混血化した「日本人女性」は世界中で最も美しいとされ、評価は韓国共々3位がないほど「圧倒的人気」がある。

クローンにも富とまでは言えない金を得る方法は幾らでも存在する。例えば、タレント、モデルなどが人気トップ。

ホステスなどの商売もあるにはあるが、「売春」は重罪であって表向き存在しない。

また、海外への渡航も自由だが、国籍がないため各国の保護が受けられず、無事に帰ってくることはその20%に満たない。

後の80%は行方知れずとなり、次第にクローンの海外への渡航は減少する。

女性の細胞からは女性のクローンしか作れず、それは男性も同様である。

そして、分娩を要しない代わりに、約12歳以上の年齢から呼吸を覚える目的で自然界に出される。

(12歳の年齢に要する培養時間は約3週間ほどに調整され、細胞の添加で言語は固体差によるが多少話せ、文字を書く能力も備える。ただし、細胞の分け与えた人間の意識は当然、消し去られた。また、自然界へ出される年齢の上限は最大35歳までは認められてはいる。その場合、知識はほぼ成人女性のものと言えたが、意識の中に細胞の持ち主のものはやはり含まれない。)

そのため、実際に分娩から生まれる日本人は、圧倒的に生きやすい女性が選らばれた。

限られた女性の1細胞は、何もしないで一生分の金になる時も多くある。

性の産み分けは当然可能であって、現状で日本国民の男性と女性の比率は1:30程度でこれも他の国においても変わらない。

時間を得た結果だったが、クローン女性の集団的反抗は極めて少ないため各国は容認し、クローンから選挙権から奪う内容とクローンを人とし認め、虐待的行為は犯罪とし刑事事件で立件できる七色の国際条約が締結されたが、全ては文化の表向きであり、当然のように裏は幾らでも存在する。

クローンの男性は極めて少ない。人口(と言えるか。)の1000分の1以下。

彼らにはクローン通し、或いは人とのSEXは認められていない。

これを行ったクローンは、20年以上の懲役が科せられる。

日本人がクローンとの性行為を行った場合は、その国籍を剥奪された。

つまり重罪だが、これが高値の商売になるのは裏の世界では当然である。

ただし、彼らにはそれ以上の快楽を得ることが可能な、バーチャルなSEXはいつでも可能であった。

これも彼らのみの「特権」であり、それぞれがそれぞれの「特権」を有することで全ての意志あるものの均衡は保たれている。

世界中で最も多いクローン女性については、多くを書かなくてはいけない。

全てが美しい。しかも似ている。彼女らが街を華やかにする。

しかし、一定年齢を超えたものは見つけられない。

彼女らの受ける日本での教育は「美しい」のみが価値がある事であり、それ以外の国語や数学などはない。

国際条約は機能しているが、自然界で40を超えると自ら、日本のクローン女性は政府指定の日本の2州へ行く。

その2州のみ、彼女らを絶対的に保護する場所であり、老衰まで生き抜くことができる。

何故か、女性のバーチャルな性のケアについては開発できないでいた。

現在の謎でもあったが、女性自体がそういう事から意識が遠ざかってしまうのも40の頃から始まるため「神の摂理」と言われている。

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特開2045-34987 物語1 2045年夏2

日本国憲法は対外向けに100年の間、まだ何の手も付けられてはいない。

しかし、多くの移住民を抱えた日本では幾つかの人権問題に司法が判断を下しつつ、民法を筆頭とする実体法は幾つも変更が行われ続けた。
 
憲法の精神は遥か昔に終わったとも言える。

日本国民全てが「文化的生活」を送る事など到底、困難な時代。

様々な自由は制約を受け、国民の義務である「税」を納めるものが日本国民であり、「それ以外のもの、だったもの」は文化的生活を送る資格を有しない。

ただ、生命の保証のみがある。

大量移民から約25年。年金から端を発した問題は税におよび、移住者及びその子孫、約300万人の日本国民としての地位を最高裁判決は取りあげた。

小難しい言葉は書かないが、原告側の主張は「棄却」のみで葬り去られる。
 
単純労働力は全てと言って良いほど、今はロボットが行っていた。

労働力の結集を叫ぶ事はネット、双方向TVなどで自由ではあるが、人間が生き続ける方法は日本国中に網羅しており、「刺激的」以外を除けば、生き延びられる現状がある中、人は上を望まず、従って「集結」はない。
 
日本国中は無菌化され、バイオ医学の発達により一細胞により、人間が生まれる時代である。

そして、人間の死因は事故と老衰くらいしかなくなっていた。

政府が下した最終結論は日本人である条件は20年以上の日本への居住者及びその子孫。これには住民票さえあれば良い。

この内容が最高裁判決に不満を持つ「日本国民」の大多数元移民救済を行い、その不満を爆発させなかった。

もうすぐ始まる富の再分配が始まる手前の事、この救済は政治的には極めて当然で、日本は数百万の暴動に耐える力は有していない。

その富の裏づけは「国債」であった。

国債は債務である。

国の資産、金保有量、実際経済規模等によって、USA騒動が片付いた時、国際金融を安定させるため、国債発行の禁止及び他国にある国債を全て買い取る取り決めが国際連合で可決された。

それにより、1国内における有価証券の売買も禁止され、世界(単位)の株式市場が生まれ、その銘柄は国(名)しかない。

マイナスを背負った国は全てのマイナスが帳消し(債務凍結条約)とされ、日本同等の科学的処置により無菌化され、どのような国・地域でも、草木が生える環境さえあれば餓えは消え、病を消し去る魅力、国(地域)として独立の尊厳が保障される「制度」に、調印しない国はなかった。

そして、すぐさま小国は小型のEU類似をそれぞれ作り、経済規模を大きくすることで発言力を大きくしようと試み始める。

自国で全てを債務を「完済」した国は「株式市場」に上場でき、出来なかった国は5年の観察期間を設けることで、国としての信用はほぼ0に近い。

しかし、それ以外はまったく差別無く、国連での1票を投じることが可能であった。

新たに他国の株(国債に非常に近いが・・・。)を購入するのは国家レベルの意思が必要とされ、基本的に自由ではない。

また、世界的軍事、経済を司る国連が介入可能なため、不当目的での購入は禁止とされる。

国レベルの取引は、新たな産業の牽引する国に投資されたり、近く株式市場に上がる。

現状において元負債国の復興に期待した購入などで、いずれにしても莫大な金であり、個人・企業レベルでは不能である。(実際には可能であったが企業は国の株を買えない。)

当然、一般企業が大きくなり、他を圧倒し世界的に名乗りを上げる仕組みは残っているが、それは国の価値を上げることに繋がり、1国家が相当の「枠」を設け、資金面において後ろから支える。

国は企業経営にはまったく関与しない事は当然とし、破綻は防ぐ必要があるため、株式に換わる予算枠の拡張・縮小で対応し、成功報酬は国益貢献度に応じ分配され、資本主義社会継承も問題はないと言える。

つまり、世界の価格は固定され国の価格は変動する、その決められた枠中での変化が毎日起こる仕組みが作られた。

並列スーパーコンピューターが10台ほど用意され、その合議制で世界経済安定がコントロールされている。

USAは内戦とも言える状態だったため、国債を乱発し、しぶしぶドル建てで買い取った日本、EU諸国のUSA国債は先の条約により国債は買い戻され、2022年後半にはそれぞれの現状国力が判明する。

USAは国債買取で他国のものを総ざらいしても追いつかない状況だったが、金融の拠点を150年以上勤めた底力で全て清算できた。

日本の国債は、国民全てに均等に分配される。

基本的には国の借金であるが、日本が信用を世界に持つ限り、それは正に「有価証券」・・・金に等しい。

既に国債新規発行は国会が停止させ、総額として3000兆円規模が日本国債の国際査定価格である。銀行は国債をいつでも金に代える機能が持たされ、日本は安定を得、国際社会の優等生として、また船出した。
 
すなわち、日本の価値は実質3000兆円であり、実際の市場評価は国情によるため、その倍程度になった。

全ての国に価格が付いている。

日本は世界2位の価格であるが、1位の国から5位程度にはさほどの差はない。(実際市場評価の順は、その価格に多少の変動は当然あったが・・・。)

ちなみに中国は5000兆円で1位、EUが総額で日本の10倍程度。

その中でドイツとイギリスは2500兆円で3位を分け合っている。

ちなみにUSAは1500兆円、カナダとメキシコは800兆円である。

総額約50,000兆円が世界の価値であり、これが変動することはなく、それぞれの国は「国力」が倍になれば、その分失う国ができるゼロサムゲーム。

戦争、暴動等は国際連合の軍隊が対応し、この拠出は人間一人当たり年間200円程度で当然、人口が多い国が最も支払い、USA、中国、ロシア、EU、そして日本の最先端の武器・技術を購入する。

その武器は確実に1人、或いは面積レベルで完全に人を抹殺するものである。

このため、USAは金の回収ができ、中国・ロシアなども、出す分のみは帰ってくる仕組みになっていた。

地震・他の自然災害には、国際連合が国の単位で危険度に応じた内容の保険に換わるものを作ったため、これも解決した。

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