堀川悟郎
今日は堀川悟郎さんを紹介します。
落ちていく過程を、凄く丁寧に書く作家さんです。
SM漫画の醍醐味は、無茶な責めです。現実には不可能なこと、アングル、描写(腹の中を透過して、ちんちんの動きを見せる)が漫画ならではです。
これが上手なことが絶対条件。その上でまだ必要なものがあります。
それは読み物として、なぜそのような境遇になったか、調教を受けてどうなっていくのか、そこの心理描写など、ストーリー展開のセンス(リアリティ)が問われます。
この堀川先生はそこが抜群です!
近年の傑作「私立聖皇曼女学院」コーマンって!ストレート過ぎるw
午前中は普通の学校。午後からは奴隷調教を受けなければいけないのです。理由は借金の返済などのために体を売って、この学園にて性技を仕込まれるって感じです。
元金持ちの凛としたお嬢様、重い病に侵された妹の治療費のために、音楽家の弟子が先生のために、倒産した牧場の借金のためなど、理由が様々な女の子の話が1章ずつ展開されます。
お金持ちのお嬢様の話が特に良い。元部下に会社をのっとられ、借金の返済のためこの学園入りします。そして元部下が責めにやってきて、立場が逆転して積年の恨みを…。
このストーリーで、プライドの高いお嬢様が汚され蹂躙されても、気高く魂までは渡さない。そういう描写が非常に股間によろしい!
ワクワクしますわ♪
先生の特徴は縄の書き込みです。縛りがお好きなようで、緊縛を書かせたらNO.1ですね。
そして、先生の話は大抵バッドエンドです…救いが無い。奴隷としての喜びを見出すことが少ないです。
ssssが最初に購入した「冬子」女子高生が借金のかたにという展開で、獣姦まで出てきますし責めが激しい。
そうそう、先生のもう一つの特徴は、男が非常に不細工だということ。美少女がこんなやつに犯される。そういう対比と効果を狙っているのでしょう。
ファンサイトがありますので、絵柄や出版物が見れます。
制約が無いからでしょう、同人誌のほうが生き生きと書いておられます。
漫画属性がある方は、堀川悟郎さんに満足いただけると思います。手に取る機会がありましたら、ご一読をお勧めします。
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